いつもご覧いただきましてありがとうございます、モンタです。
病院を受診するほどではないけど、いまいち体の調子がすっきりしない、重だるい、以前のように動けない、胃腸の調子がよくない...というようなことを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日々がんばって過ごしていると気づかないことでも、ふとした時に体の不調を感じることってありますよね。
私自身、以前は出来ていたのに今はできるのだろうか...と不安に思うようなことが少しずつ増えてきているように感じます。
毎日でも手軽に身体をケアできる方法があればやってみたいですよね。そんな方には【ハンドリフレクソロジー】がおすすめです。
今回はハンドリフレクソロジーについて、ハンドマッサージとの違いや、よくある体の不調に対するアプローチ法についてご紹介します。
ハンドリフレクソロジーとは
ハンドリフレクソロジーとは、手のひらや甲、指、手首まわりの「反射区」をやさしく刺激して、全身のリラクゼーションやコンディションを整える民間療法です。
「反射区」とは手や足裏にある、身体の特定の部分とつながっていると考えられている場所です。全身の地図のように見て、対応する部位に間接的に働きかけるとされています。
リフレクソロジーの効果
末梢神経が多く集まっているため、刺激が脳に伝わりやすく、脳の活性化や気分転換、全身のリラックス感、ストレスの緩和、睡眠の質の向上などにつながりやすいとされています。
特にハンドリフレクソロジーは足裏より刺激がおだやかで、場所をえらばずセルフケアができるのが特徴です。
※効果の感じ方は個人差があり、病気の診断や治療を目的とした医療行為ではないため、あくまで体調の補助的なリラクゼーションとして行います。体調不良が続く場合は医療機関での受診をおすすめします。
注意点
ハンドリフレクソロジーは、強く押しすぎないことが大切です。刺激が強すぎると手や指を傷めることもあります。
実施中に体調不良や動悸、めまい、吐き気、血圧変動などがあれば中止してください。早めに医療機関を受診してください。
次のような症状があるときは、実施前に医師に相談するなど慎重に行ってください。
ハンドリフレクソロジーとハンドマッサージの違い
ハンドリフレクソロジーとハンドマッサージの違いがよくわからないという方は多いのではないでしょうか。その違いについて表にまとめてみました。
ハンドマッサージが手そのものの状態改善を目的としているのに対し、ハンドリフレクソロジーは手の反射区を介して、全身へのバランス調整を行うことを目的としています。
| 項 目 | ハンドリフレクソロジー | ハンドマッサージ |
|---|---|---|
| 主な考え方 | 反射区への刺激 | 手そのものをほぐす |
| 目 的 | 全身のバランス調整 | 手のコリやだるさの緩和 |
| 刺激する場所 | 手の反射区中心 | 手全体から手首まわりまで |
ハンドマッサージについて、さらに詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
対応部位 一覧表
ハンドリフレクソロジーの反射区の主な対応部位について表にまとめています。
体や内臓の位置関係に少し知識がある方であれば、反射区の分布は理解しやすいところもありますが、そうではない方でもまずは自分が気になるところを中心にアプローチしていただければ自然に覚えることができると思います。

| 刺激する手の場所 | 対応する体の部位 |
|---|---|
| 親指の先 | 頭や脳 |
| 親指の中央から付け根 | 首やのど |
| 人さし指と中指の中央から付け根 | 目 |
| 薬指と小指の中央から付け根 | 耳 |
| 人さし指、中指、薬指の先 | 鼻 |
| 手のひら上部 | 肩 |
| 手のひら上部手首側 | 肺や気管支 |
| 左手のひら中央から小指側 | 心臓 |
| 右手のひら中央から小指側 | 肝臓や胆のう |
| 手のひら中央から親指側 | 胃やすい臓 |
| 手のひら中央下 | 腸 |
| 手のひら下部から手首周り | 膀胱や生殖器 |
アプローチ法
反射区を刺激するときは、手を温めてから親指でやさしく押すやり方が基本です。
また「点」ではなく分布に沿った「面」を意識して刺激していくことがポイントです。反射区周辺をまんべんなく押して「痛気持ち良い」と感じる場所を探しましょう。
①手をこすったり温めて、なるべく力をぬきます。
②手にオイルやクリームを少量なじませます。
③気になる反射区を親指の腹でゆっくり押します。5~7秒ほど押してゆるめる動きを3回行います。
※手を押す時の圧は、10段階(10が最大の痛み)の範囲で3~5くらいの強さで行うと安全です。
つかれ目・ドライアイ

①目の反射区(目のつかれ、かすみ改善)
人さし指と中指の先を、反対の指ではさんで押します。
②背骨上部の反射区(肩甲骨まわりの血流改善)
親指付け根から手首までを3等分した一番上の範囲を、反対の親指と人さし指で挟んで押します。
肩こり

①肩の反射区(リンパの流れ改善)
手のひら側の小指の下にある太いシワより手首側のところを、反対の親指と人さし指で挟んで押します。
②肺の反射区(呼吸を深くし、肩まわりの緊張をやわらげる)
人さし指から小指まで、それぞれの指の間で、指の付け根の少し下を押します。反対の手で手の甲を支えて、親指で順番に押していきます。
③目の反射区(目のつかれによる、肩まわりの緊張をやわらげる)
人さし指と中指の先を、反対の指ではさんで押します。
頭痛

①間脳の反射区(セロトニンの分泌を促し、ストレスや不安感を緩和)
親指の腹の一番ふくらんでいるところを押します。
②背骨上部の反射区(肩甲骨まわりの血流改善)
親指付け根から手首までを3等分した一番上の範囲を、反対の親指と人さし指で挟んで押します。
胃痛・むかつき

①胃の反射区(胃のはたらきを整える)
人さし指と親指の間を手首側になぞって、一番へこんでいるところを押します。
②十二指腸の反射区(胃のむかつきや吐き気の緩和)
人さし指と親指の間を手首側になぞって、一番盛り上がっているところを押します。
③間脳の反射区(自律神経を整え、ストレスを緩和)
親指の腹の一番ふくらんでいるところを押します。
自律神経の乱れ

①大脳・間脳の反射区(自律神経を整え、疲労感やストレスを緩和)
親指の先から腹の一番ふくらんでいるところをまんべんなく押します。
②小腸の反射区(腸のはたらきを改善し、自律神経を整える)
中指と薬指の間からまっすぐ下におろした、手首から親指3つ分上のあたりを押します。
まとめ
今回は、日ごろの忙しさの中でも手軽に全身状態を整える手段として活用できる「ハンドリフレクソロジー」について、マッサージとの違いや反射区の考え方をふまえてご紹介しました。
反射区の位置は諸説あり、文献によって多少の違いがあります。したがって、「点」としての位置にこだわらず、「面」として反射区をとらえていただき、その周辺を探って痛気持ち良い部分を重点的に押していただければよいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
お役に立てれば嬉しいです。
